心に何か問題を抱えていると、顔が暗くなると考えがちである。
つまり、心→表情の順であると考えがちになります。
しかしながら、
表情→心の順で、心の暗くなった気持ちを明るくすることもできます。
自分の感情を自分の表情でコントロールすることは可能です。
これは、「フェイシャル・フィードバック理論」として知られており、感情と表情が相互に影響し合うという考え方に基づいています。
例えば、笑顔を作ることで、脳がその表情を解釈し、それに応じて喜びや幸福感を引き起こす可能性があります。
この理論に関連する学術論文としては、
Paul EkmanやRichard Davidsonなどの研究者の作品があります。
具体的な論文としては、Ekmanの「Facial Expression and Emotion」やDavidsonの「Affective Neuroscience: The Foundations of Human and Animal Emotions」が挙げられます。これらの論文は、感情と表情の関係やその影響について詳しく解説しています。
辛いことがあって、環境を変えることがすぐにはできないことがあったとしても、笑顔を先に作ることで自分の心、気持ちを変えることを知っておいてもよいと思います。
コメント