日時と作戦名
作戦名:「Operation Midnight Hammer」
実施日:2025年6月22日(イラン時間 午前2時10分〜2時35分頃、日本時間(JST):2025年6月22日 午前6時40分ごろ)
標的と使用兵器
攻撃対象:以下の3拠点
Fordow ウラン濃縮施設
Natanz 核施設
Isfahan 核技術センター
使用兵器:
B‑2 スピリット爆撃機 ×7機による GBU‑57A/B 30,000ポンド「バンカー・バスター」(Massive Ordnance Penetrator)計14発
潜水艦発射トマホーク巡航ミサイル ×30発
作戦の流れ
アメリカ本土(ミズーリ州)・ホワイトマン空軍基地からB‑2が出撃し、37時間にわたる飛行と空中での空中給油を経てイランに進入
。
棚引き作戦(デコイ)としてB‑2の部隊がグアム方面に飛行し、同時に別隊がイランへ接近
。
潜水艦によるトマホークミサイルと、B‑2からのバンカー・バスターで核施設を攻撃。イラン側の防空網は「無反応」と評価。
効果と被害状況
アメリカ側の主張
国防長官ヘグセスは「所期の効果があった」と評価(出典:cnn.co.jp)
。
施設は「完全に、完全に破壊された」「スペクタクルな軍事的成功」などとトランプ大統領が発言
独立報道と専門家の評価
CNNなどは「重大な被害だが、完全に崩壊したわけではない」と指摘。
Reuters等は「破壊は重度だが、壊滅とは言えない」と中庸の見解。
イラン側の反応
公式声明
外交担当者アラフチ氏は「外交の裏切り」「国連憲章違反」と非難し、「永続的な報復を検討する」と表明。
原子力庁は「放射能漏れなし」「石棺周辺に危険なし」と発表。
国際社会の反応
アメリカ国内
与党共和党は支持が中心。
民主党議員や憲法学者からは「議会承認なしは違法」「憲法違反だ」との批判
jp.reuters.com
。
世界的見解
国連事務総長は「危険なエスカレーション」と非難。
ロシアは緊急国連会合で「潘朵拉(Pandora)」の箱を開いた」と世界的な核危機懸念を提起。
今後の行動と懸念
アメリカ・イスラエルはイランの報復に備え中東地域の軍事態勢を強化。
米議会内では「戦争権限決議」の必要性や大統領の権限を巡る議論が再燃。
国際社会からはさらなる外交対話と和平への復帰を求める声が高まっている。
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